ヤンゴン市内の路線バスで7月16日、ICカード決済システム「YPS(Yangon Payment Service)カード」の導入が始まった。
ヤンゴン市とASTI Companyが共同して始めた同システム。乗客の利便性向上のため導入を決めた。車両の乗車口と降車口に、それぞれタッチシステムを設置する。
高齢者用カード、学生用カード、公務員用カード、一般のカードの4種類があり、利用には登録が必要。現在、12番、14番、25番、30番、38番、43番、62番、72番、87番、88番、89番、96番の路線バスに利用できる。
カードは、ヤンゴンのチャウタダ郡区、タムウェ郡区、マヤンゴン郡区やバハン郡区にある販売所やサービスショップ(7店)、「G&G」コンビニエンスストア(102店)で扱う。1枚2,000Ksで、1,000Ks~5万Ksの範囲でチャージも可能。
同カードシステムの担当者は「市民の足となっているバスシステムをもっと発展させるよう頑張りたい」と意気込む。