ヤンゴンのスーレーパゴダ通り(Sulae Pagoda Road)からシュエダゴンパゴダ通り(Shwedagon Pagoda Road)に至る夜市「Yangon Night Market」が徐々に営業を再開している。
2019(平成31)年1月、「世界一長い夜市」をコンセプトに計画が始まった同夜市。主催は、A25 Myanmar Development Company Ltd。現在の長さは914メートルだが、今年12月には「世界最長」の3.7キロになる予定だという。「より多くの観光客や起業家などにヤンゴンのナイトライフを楽しんでもらうために始めた」と担当のEi Ei Lynn Aungさん。
この夜市には現時点で、ギフトショップ(30店)、中古品店(1店)、バー(12店)、屋台や各国料理のフードコート(76店)など、計119店が出店している。このほか、プロモーションエリア2カ所、子ども向けの遊び場エリア1カ所、ATMや両替商なども用意する。
新型コロナウイルスの影響で3月~5月は営業休止となったが、6月に入り営業許可を得た店から徐々に再開している。各種イベントも延期となり、今のところ開催日の予定は立っていないが、政府の許可が出れば、ビール祭りやミュージックフェスティバル、ミャンマーカルチャーイベントなどを開いていくという。
Ei Ei Lynn Aungさんは「食事だけでなく買い物やゲームなどもある。長さを誇る夜市をさまざまな方法で体験してもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は15時~22時。