ヤンゴンのチャウタダ郡区にあるアートカフェ「Pansodan Scene Art Cafe」(Pansodan Street, Middle Block of Kyauktada Township, Yangon)が営業を再開した。
ヤンゴン市内で既に「Pansodan Art Gallery」「House Of Tea」「Pansuriya (Gallery Restaurant)」「Pansodan Fine Art」を経営しているアーティストのAung Soe Minさんが立ち上げた同店。コロナ禍で約3カ月営業を休んでいたが、6月28日に再開した。店舗面積は167平方メートルで、60人を収容できる。
店内はスプーンやフォークを使ったアート作品「Time Eating Gate(時間を食すドア)」や「When time is slow in cage(檻の中で時間が遅いとき)」、ハープ、ピアノ、マンドリンなどを展示している。コーヒーを飲みながら本が読めるよう、書架にはミャンマーの雑誌、新聞、小説などを並べている。
カフェのメニューはミャンマー料理、エビ、チキン、コンやオニオンなどの天ぷら、ポテトフライ、ポテトライス、サラダやサンドイッチなど。ドリンクはジュース、コーヒーやティーなど。価格は500Ks~5,000Ks。
Aung Soe Min さんは「人間の生活にとって時間は不可欠なもの。だが制限されているのは時間だけで、今そこにあり続けることがもっとも重要だと皆さんに知ってほしい」と思いを込める。
営業時間は8時~19時。