高速バス会社「JJ Express」(Aung Mingalar Highway Bus, Yangon)が5月15日、完全個室型の高速バス「ドリームバス(Dream Bus)」の運行を始めた。
同社担当のKyawt Kyawt Thetさんは「コロナ禍でも安全に移動できるように、サービスの向上に努めている」と話す。
バスには15室のシングルルーム(1室=2万9,800Ks)とファミリールーム1室(5万9,600Ks)の全16室があり、運転手と2人のスタッフがサービスを提供する。ドアの付いた完全個室型のプライベート空間が実現したことで、「バスという領域を超え、家で寝ているような感覚で移動できる」という。個室にはロッカー、エアコン、コンセントや緊急警報ベルなども備える。
現時点での運行区間は、ヤンゴン~マンダレー、ヤンゴン~タウンジー、ヤンゴン~ネピドー。8台のバスがあり、現在は9時~21時の時間帯に各区間1日2本(往復)運行している。
Kyawt Kyawt Thetさんは「当社は最高のサービスと共に安全快適なバス輸送を提供することをモットーにしている。今後さらに運行区間を増やす予定なので、ぜひ利用していただければ」と呼び掛ける。
乗車券はチケット売り場、フェイスブック上に記載されている電話番号や予約サイトなどで販売する。