ヤンゴンの北ダゴン郡区にある年代物を販売するカフェ「Ah Lin Saing Gallery Cafe」(North Dagon Township, Yangon)が7月1日、営業を再開した。
コロナ禍で約3カ月間営業を休んでいた。店舗面積は250平方メートルで、200人を収容できる。オーナーのEi Saw Myat Thidar Thwinさんは「昔の歌をライブで聞くのが好き」で、同店では毎週水曜・金曜・日曜にライブを行っている。
同店では、昔のラジオ(7万5,000Ks)、電話(3万5,000Ks)、コロンビアのスピーカー(48万Ks)、木の彫刻品(2万Ks)、ランプ(サイズによって1万Ks~5万Ks)やタイプライター(サイズによって3万Ks~7万Ks)などを販売。そのほか、コーヒーを飲みながら本が読めるよう書架に並べたミャンマーの雑誌、新聞、小説は購入もできる。
カフェのメニューは、ミャンマーの麺料理「カオスエトゥ」、天ぷら、チャーハン、「ラペットゥ」などのミャンマー料理を提供。ドリンクはフルーツジュース、コーヒーやソフトドリンクなど。価格は500Ks~5,000Ks。貸し切りにも対応している。
Ei Saw Myat Thidar Thwinさんは「当店はほかの慌ただしいカフェと違い、くつろげる空間。ライブにもぜひ足を運んでもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~23時。