ヤンゴン・チャウタダ郡区のロカナ・ギャラリー(Lokanat Galleries, Pansondan Road, Kyauktada Township, Yangon)で9月21日から、ヤンゴン出身の画家・オンカイジン(Ohn Khine Zin)さんが個展「The dark on the memories OKZ Solo Show」を開く。
「The dark on the memories OKZ Solo Show」で展示される作品
3歳のころに絵を描き始め、6歳で母親と共に初めて美術展に出展したオンカイジンさん。これまで数多くの美術展に参加し、2014年に個展を始めた。今回で10回目となる同展では38作品を展示する。価格は150~3,000米ドル。
タイトルの「The Dark On the Memories」には、「全ての生物の日常生活は失望に満ちていて、時に心の無意識部分がダークサイドに向いてしまう」というコンセプトを込める。「例えば、現在のコロナ禍で多くの人が症状や死、移動や娯楽の自由が奪われることに苦しんでいる。今、私たちの意識はよりダークサイドへと向かっている。そんな状況から今回のコンセプトが生まれた」とオンカイジンさん。
「絵が好きな人はもちろん、自分の意識がダークサイドにあると思う人や自由を求めている人も、一つの逃げ道として私の作品を楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時30分。今月25日まで。